アキレス腱炎について
アキレス腱炎は下半身を良く使うスポーツをされている方に発症する可能性が高い疾患でです。
アキレス腱の痛みがあり医療機関や接骨院などに行くと炎症が原因で痛みが出ていると診断されます。
炎症はそもそも生理学上、3日程で自然治癒されると言われています。
ですがアキレス腱炎は3日では治りませんよね?
当院ではそもそもアキレス腱炎とは名ばかりで炎症が痛みの原因ではないと考えています。
以下に当院が考えるアキレス腱炎の真実をまとめました。
概要
アキレス腱炎は、アキレス腱に負担がかかるランニングなどのスポーツを繰り返すことで過度な負担がかかり、炎症が引き起こされる病気です。
アキレス腱は踵の骨とふくらはぎの筋肉をつなぐ腱で、ランニングなどのようにふくらはぎを上げたり下げたりする動作を繰り返すと、負担がかかり炎症を引き起こすと考えられています。ランナーによくみられる病気ですが、テニスやバスケットボールなどのスポーツをする方が発症するケースもあります。
アキレス腱炎の原因は炎症ではないと考えていますので安静や手術は不要です。
症状
アキレス腱自体の圧痛や腫れや熱を持つ場合もあります。
運動時はもちろん、寝起きやしばらく座ってからの立ち上がりなど動き始めに痛みを感じるケースもあります。
診断
医療機関ではアキレス腱周辺に痛みがある場合は基本的にアキレス腱炎と診断されます。
レントゲンは骨折の確認ですのでアキレス腱周辺に骨折やヒビが疑われる場合以外は不要と考えます。
痛みの原因
一般的には扁平足や加齢も原因になると言われていますが、当院の経験上ほぼ関係ないです。
扁平足でなくても陸上競技や剣道、ジャンプ動作などの繰り返しでアキレス腱に痛みが出る方も多いです。
また冒頭でもお伝えしましたが炎症とは名ばかりで炎症が原因で痛みが出ているのではないと考えます。
もし本当に炎症が原因ならば傷口がふさがる様なイメージで自然治癒を待つしかないはずですが、実際には施術で治ります。
3日以上続くアキレス腱の痛みはアキレス腱自体に問題があるのではなく他の部分に問題がある為に痛みが出ているのです。
治療
医療機関や接骨院などに行くと痛みが出ている患部すなわちアキレス腱自体にテーピングや電気治療、温熱治療などを施されることがあります。
ですがアキレス腱自体に原因はないので治すという意味では意味がありません。
上記は対症療法であり自然治癒を待っているだけなのです。
- 電気治療:血行を良くし血流をよくすることで自然に治るのを待つ。
- 湿布:痛みを麻痺させたり血行を良くして自然に治るのを待つ。
- テーピング:筋肉を歪め、痛みが出にくいよう固定して自然に治るのを待つ。
当院ではアキレス腱炎と診断されたアキレス腱の痛みも安静を指示せずに施術で治すことが可能です。
手術
アキレス腱炎は、施術で完治可能ですので手術は不要です。
アキレス腱の痛みの原因はアキレス腱にないのでアキレス腱にメスを入れる必要はないと考えます。
まとめ
アキレス腱炎は安静にしていても中々治る疾患ではありません。
しばらく安静にして痛みが治った様な気がしても運動に復帰すると痛みをぶり返します。
アキレス腱に湿布を貼ったり炎症止めの薬を飲んだりする方もいると思いますが治らないケースがほとんどです。
何故、安静にしても炎症を抑える治療をしてもアキレス腱炎が治らないのか?
それはそもそもアキレス腱の痛みの原因が炎症でないからです。
炎症が起きていのないのに炎症を抑える薬を飲んだとしても効果はありません。
これは腱鞘炎なども同じです。
アキレス腱痛の原因は患部以外にあり、そこから間接的にアキレス腱に痛みが出ているのです。
その問題を解消すればアキレス腱の痛みは治ります。
アキレス腱炎は施術で治ります。最短1回、ご来院されたその日その時その場で治ります。
もし安静を指示されていたり手術を考えている様でしたら1度セカンドオピニオンをおすすめいたします。